ニセコ暮らし

雇用調整助成金受給までの道のり

雇用調整助成金

はじめに

ニセコウッカの2020シーズンは新型コロナが猛威を振るう中でのスタート。ゴールデンウィーク中は休業を余儀なくされ、修学旅行ラフティングのお手伝いであちらこちらを駆け回り忙しく過ごしているはずのゴールデンウィーク明けも、春の修学旅行自体が中止になってスケジュールが空白だらけに。

ベテランガイドの確保

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ニセコウッカでは、ツアー中に撮影した写真データ・動画データのプレゼントや、手作りおやつ&ドリンクでのおもてなしを大きな特典としてご紹介していますが、一番の自慢は、ニセコを知り尽くした経験豊富な日本人ガイドです。営業開始から少なくとも2ヶ月の間ほとんど売上が見込めない中で、いかにして彼らを手放すことなくこの苦境を凌ぐか、これが大きな課題となりました。

新型コロナ特例

新型コロナ関連で、多くの助成金・補助金・給付金制度が設けられました。一時金ももちろんありがたくはありますが、私にとってもっと必要だったのは、いつまで続くかわからない休業期間中ガイド陣に支払う休業手当の助成でした。雇用調整助成金について調べ始めた頃には、第一回目の新型コロナ特例が発表され、これにより、ニセコウッカもどうやら対象になりそうだということがわかりました。

申請

4月のうちに休業計画を提出し、計画通り5月の休業を実施し、6月1日に受給申請しました。なお、現在までにさらに何度か新型コロナ特例の更新があって、事前の休業計画の提出は必要がなくなっています。つまり、休業を実施した後に休業実績を持って申請する、という一段階で完了する仕組みに簡略化されています。書類については郵送での提出を推奨されておりましたが、書類の不備があればその場で改め、1日も早く申請に漕ぎ着けたかったため、岩内町のハローワークまで直接足を運びました。申請から審査を経て支給にいたるまで2ヶ月程度要するといった記事をインターネット上で多く拝見しましたが、ハローワークの担当者さんは、何とか1ヶ月以内に支給できるよう努めているとのお話でした。

支給

審査が終了した時点で通知があると伺っていましたが、実際にはそういった通知を受け取ることなく、6月26日に職業安定局より入金がありました。同日2件の振込があり、1件はこちらの申請した金額、もう1件は、私の申請後に行われた新型コロナ特例の更新によって引き上げられた1日の限度額との差額。限度額引き上げとともに助成率も10/10に引き上げられたため、事業主の持ち出しなしで休業手当の満額を支払うことができ、何とかガイド陣の生活も守ることができました。

まとめ

雇用調整助成金の対象事業者であるとわかってからは、できるだけ早い時期に支給を受けるべく、直ちに申請の準備に入りました。私が休業計画の提出で最初にハローワークに足を運んだ後も何度か新型コロナ特例が見直され、手続きも様式も簡略化されました。急いで大量の資料を用意して申請に奔走した自分が損をした気分にもなりましたが、そのおかげで早い時期での受給が実現したと考えれば、無駄ではなかったのかなと考えています。私自身の感覚としては、雇用調整助成金は、報道で耳にするほど敷居の高い手間のかかる制度ではありませんでした。売上が戻らない状態で何とか従業員に給料または失業手当を払い続けている事業者には、ぜひこの制度を利用してみて欲しいと思います。

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