カニ釣り・火起こし・ローソク岩上陸【3つのミッション】-道営野塚野営場

海の日がらみの世間的三連休を終えたところで、4日間ツアーをお休みさせて頂き、スタッフ一同、思い思いのやり方で家族との時間を楽しんでおります。

当初2~3泊で遠出を予定していた我が家は、以前中止になった純平の遠足の振替日が19日ということで、やむなく近場に変更。今回の純平のリクエストは、カニ釣り・火起こし・ローソク岩上陸、ということで、キャンプ地は昨年秋に初めてのカニ釣りを楽しんだ道営野塚野営場(積丹)に決定。

DAY1

キャンプ道具を詰め込んで、9時過ぎに出発。まずは豊浜海岸にてローソク岩を偵察しました。曇り空と波。それほど時化ているわけではありませんでしたが、天気もイマイチ、海に関してはほぼ素人なので、この日は舟を出さずにキャンプ地へ。

父がテントを設営している間、母子は砂遊び。大きなバッタも捕まえました。

catching-grasshopper-1

catching-grasshopper-2

昼食後はいよいよ父とカニ釣り。気温は20度前後ということで、ウェットスーツで海に入りました。岩に張り付いている貝を割って針金の先につけ、岩陰に潜むカニを誘い出します。

catching-crab-1

今年のこの場所のカニ達は用心深いのが集まっているのか、なかなかここから引き上げられません。釣果は父3匹子0匹・・・

noduka-beach

普段は水遊びといえば川なので、しょっぱい水が珍しく、舐めては歩き歩いては舐めを繰り返す息子。磯遊びのあとは車で数分の【岬の湯しゃこたん】へ。露天からの日本海の眺めとしょっぱい湯が印象的な温泉でした。

さて、温泉から戻ってからが大変でした。夏休み前ということでキャンプサイトはほぼ貸切に近い状態でしたが、草刈りが始まったばかりでまだまだ周囲は鬱蒼としており、夕暮れ時はかつて経験したことがないほどのブヨ地獄。常時数十匹が私を取り巻いておりました。

starting-fire

完全防備で火起こしを開始。父と息子、交代でグリグリグリグリ頑張りましたが、見よう見まね、あり合わせの材料で作った火起こしキットでは、わずかに煙を上げるのが精一杯。次回、よ〜く研究してリベンジしたいと思います。

sunset-bbq

夕日を見ながらのバーベキュー。日没後はブヨの活動も落ち着いて、心置き無く花火を楽しみました。

fire-works1

fire-works2

DAY2

朝の散歩。

dogs-mame-buri1

キャンプ情報誌ではペットNG、ネット情報ではペットOKとあり、NGの場合はかわいそうだが車内ステイのつもりで看板犬達を連れて行きました。キャンプ場を管理されている方達が隣にテントを張って休憩しておりましたが、特段注意を受けることもなかったので、ペット連れオーケーなのだと思います。

dogs-mame-buri2

砂地が心地よいのか、マメもブリもリラックスしていました。

散歩後の朝食は恒例のホットサンド。

キャンプの朝食

朝食後はテントを撤収し、再度、余市豊浜へ。

前日より天気良く、波もいくらか落ち着いたよう。知人ガイドによると、問題なく行けるだろうとのこと。直線距離にして1km程度だとのことでしたが、浜から見ると実際の距離以上に遠く感じます。岩場の影に入ると波は落ち着いていますが、岩場を抜けると、大きなうねりが岩礁のあたりで白波に変わり、ザブンザブンと音を立てていました。海の知識がなくカヤックを漕いだこともなければビビってしまうような光景です。

川の知識を用いて波を読みながら進むこと30分くらいでしょうか、ついにローソク岩上陸を果たしました。

candle-rock2

ローソク岩のふもとは子供でも歩き回れる程度の水深で波もありません。純平は初めてのスノーケリングでウニやヒトデを確認。

snorkelling

浜に戻って、この旅2度目のカニ釣り。

catching-crab2

豊浜のカニはおバカさん?食いしん坊?ハサミで貝をはさんだところを引っぱるとあっさり浮いてきます。30分たらずで9匹の釣果。その半数以上は純平が釣り上げたもの。

3つのミッションのうち、2つをコンプリートしてこの旅も無事終了。

ローソク岩上陸ツアー

今回、子連れで、しかも川下り用のゴムボートでローソク岩まで渡るにあたり、知人のラフトガイドで、現在、かむいちぇぷシーカヤックサービスの代表をされているタクさんにアドバイスを頂きました。

kamuichep-sea-kayak

この日は豊浜に構えたベースを改装されているところでした。何でも自分でこなす器用な方ですので、きっと素敵なベースに仕上がることと思います。今回私たちが上陸したローソク岩までのシーカヤックツアーを、他に競合する業者のない環境で、小ぢんまりと催行されています。興味のある方はかむいちぇぷシーカヤックサービスのサイトを訪問してみてくださいね。