HOAエクストリーム・ホワイトウォーター・チャレンジ

HOAエクストリーム・ホワイトウォーター・チャレンジin日高

ニセコウッカ開業当初よりお付き合いのある北海道アウトドアアドベンチャーズさんが主催する、6月初旬の土日開催のイベント、HOAエクストリーム・ホワイトウォーター・チャレンジin日高。ウッカガイドのノゾ・チヒロは9年前の第一回目から可能な限り参加を続けています。沙流川を舞台に、スラローム・ダウンリバーレース・フリースタイルの3種目を同一ボートで競技するユニークなイベントで、年により水量に差がありますが、その年の水量に応じたコース設定は何度出場しても競技者を飽きさせません。参加者の多くは道内のカヌー部に所属する学生さんやラフティングガイドが中心でしたが、近年、大会の噂を聞いた道外パドラーの参加も増えてきました。

スラローム

DAY1最初の競技スラローム。6~7つの旗門をクリア(ゲートをくぐったりプレートにタッチしたり)し、ゴールするまでのタイムを競います。長いボートが有利ではありますが、上手なパドラーはプレイボートでも上位に食い込んできます。競技時間は正味1分半。たったの1分半でも全力で漕ぎ続けるとかなり疲労しており、後半沈でもしようものなら、なかなかロールが上がりません。動画は2015年の一コマです。

沙流川 カヤック 【HOAエクストリーム・ホワイトウォーター・チャレンジin日高】スラローム2015

ダウンリバーレース

DAY2の2種目ダウンリバーレース。出場全選手一斉スタートで順位を競うダウンリバーレースは、コースもスタート方法もその年によって様々。15~30分漕ぎ続ける耐久レースで、長いボートが上位を占めます。今年は競技前から降り続いた雨の影響で、なかなか水量のあるラフティングコースで開催されました。動画は今年のレース、スタート直後の模様です。

沙流川 カヤック 【HOAエクストリーム・ホワイトウォーター・チャレンジin日高2017】ダウンリバーレース

フリースタイル

DAY2最終競技フリースタイル。毎年この大会のため、沙流川温泉近くに重機を駆使した競技用のホールが出現します。プレイボート勢が本領発揮する種目ですが、ロングボートでもスピン等でコツコツポイントを重ねることが可能です。

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いつもは大会後に撤去されるホールですが、今季のものはそのまま残されるそうです。↑は2015年の様子。↓は2017年の競技で使用されたスポットですが、現在はもっともっと水が減っているはずです。

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ゲストパドラー

HOAのボスであるパットさんの人脈で、毎年豪華なゲストが来日しています。

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レッドブルパドラーBenとRafa(2013)

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元フリースタイルカヤックの世界チャンピオンEric(2017)

DAY1全競技終了後、北海道アウトドアアドベンチャーズベース内BBQスペースでの食材持ち寄りのパーティーでは、豪華ゲストとのトークセッションも。翌日の競技のためにもお酒はほどほどにしたいところですが、理性を保てたことはありません。

ラフティングレース

DAY2午前中には、ラフティングレースも開催されるので、カヤックをしない同行者がいる場合は、こちらにエントリーしてみるのも良いかもしれませんね。

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年に一度のこの大会への参加を糧に、日々のお仕事、学業を頑張っているパドラーも多いのではないでしょうか。