タウシュベツ川橋梁とばんえい競馬

タウシュベツ川橋梁

テレビ番組で目にして以来、実際に訪れて見たい物リストに入ってはいましたが、私達がゆったりプライベート旅行を楽しむことのできるシーズン終了後の10月終わりには完全に水没するのが常で、風化による崩壊も危ぶまれていることから、一生目にすることはないかもしれないと思っていました。

しかし、9月末に現地を訪れた知人の投稿↑で、糠平湖がカラカラに乾いていることを知りました。10月に入っても水没しなかった例は過去20年ないそうです。

9月末時点でこの状態であれば、10月末までに完全に水没することはないのではないかと思い、旅行計画を進めながら、日々、今日のタウシュベツで糠平湖の水位をチェックしていました。

タウシュベツ川橋梁は、対岸にある展望台から眺めることもできますが、折角なので間近で見たいと思い調べてみると、近くまで車でアクセスするためには林道入り口にあるゲートの鍵を借りる必要があるとのこと。しかし、鍵の管理をしている十勝西部森林管理署東大雪支署までは車で30分程度離れており、さらに土日は空いていないという事情もあって断念、ガイドツアーを探すことにしました。

インターネット検索していると、最初にヒットするのがひがし大雪自然ガイドセンター主催のツアーですが、私達にとっては少し高額でした。さらに調べていくと、東大雪ぬかびらユースホステル(写真は東大雪ぬかびらユースホステルのオフィシャルサイトから拝借しました)にて、宿泊者を対象としたお得なタウシュベツ川橋梁ツアーを開催されていることを知り、早速宿の空き状況を確認。空席を確認し、宿とツアーの両方を予約しました。

休憩を挟み倶知安から車で約5時間。ぬかびら源泉郷到着後、チェックインを前に、車泊組のニセコウッカ看板犬マメ・ブリの散歩を兼ねて湖畔園地まで歩きましたが、鹿やエゾリスなど野生動物との遭遇も多く、北海道外からの旅行者にとってはたまらない環境です。

東大雪ぬかびらユースホステルでは、家族連れということもあってか、唯一のトイレ・洗面所付きの部屋をご用意してくださったり、子供用に食事の量を減らし、その分値引きしてくださったり、こちらが頼む前から隅々まで配慮していただきました。源泉のお風呂も熱すぎずいつまでも入っていられるちょうど良い湯温。一人旅、二人旅に特におすすめしたい暖かなお宿でした。

そして肝心のタウシュベツ川橋梁はというと・・・

はい、ベスト水位でした。下半分が水没し、上半分を水面に映した、まさにめがね橋と呼ぶにふさわしい姿。

見て、触れて、大満足のうちに十勝一つ目のミッションを終えました。

ばんえい競馬

十勝二つ目のミッションはばんえい競馬。

帯広競馬場には博物館や土産物屋が併設され、しっかり観光地化されており、家族連れの姿も目立ちました。

開場後すぐにビギナー向け馬券買い方講座のようなものがあるので、開場と同時に入場することをおすすめします。

軍資金は一人千円。講座で教わった通りマークシート用紙を埋めていきます。

スタート前に応援する馬を再確認。

馬達は登り坂の手前で一旦休み、力をためて勢いよく登り始め、上りが終わると一気に駆け下りる。駆け下りるとゴールまではあとわずかですが、ここからも目まぐるしく順位が入れ替わります。

ビギナー講座で教えてくれるのは、1着を当てる単勝、1着〜3着までに入る馬を当てる複勝まで。私以外の二人はオッズを見て人気の馬を複勝で買いました。この方法だと何かしら当たりはしますが、当たりやすい分倍率が低いのでお金は増えません。それでも二人にとって当てる喜びというのは大きかったようです。

第1レース、第2レースを終え、1着2着に入る馬を当てる連勝複式?で馬券を購入していた私だけが少しだけ持ち金を増やしました。